去る3月20日、かねてより準備を重ねて来ました、一般㈳パッシブハウスジャパン9周年記念大会を無事挙行致しました。
北は北海道から南は沖縄、また中国からと、130名という皆様のご参加、誠に感謝致しております。
当日は森代表より、解析ソフトPHPPの進化、建てもの燃費ナビのバージョンアップのお知らせ、我々の業界にもそのまま投影できる服飾業界の問題提起をしたドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト～ファストファッション 真の代償～」の上映、「エコハウスアワード2019」とめまぐるしく時間が過ぎていきました。

今年の「エコハウスアワード」は、始まって4回目になります。例年の次世代省エネ基準という最下層のゾーンを撤廃し、パッシブハウス基準をクリアした「パッシブハウスゾーン」と弊会が省エネ健康マップで示している「推奨エコハウスゾーン」の2部門に限定しました。国内基準で定めている性能ではすでに足りないために、もっと一気に引き上げていこうという思いでの変更となりました。応募総数31作品、一次審査通過エントリー23作品という充実の数となり、盛大なアワードとなりました。
九州のお仲間である江藤サブリーダーの熊本パッシブハウスが最優秀を受賞、弊社がエントリしていた「山東美建ゲストハウス」は、会場賞を頂きました！
公私にわたり、感動と喜びの一日となりました。会場票を投じて頂いたみなさまには、心から感謝申し上げます。

会場をハイアットに移して大懇親会が行われました。恒例の大ビンゴ大会。今回は森代表が自らセレクトした景品にわき上がる会場で愉しい夜はあっという間に流れました。
SNSなどの発達により、どんなに遠くにいても、常にお相手を意識することが可能な近頃ですが、やはり年に一度は顔を突き合わせ、握手をし、近況報告をするこの時間は何よりの至福の時です。初の地方開催、皆様の心に「あの年は博多で、愉しかったね」という台詞が出てくれば、実行委員長冥利に尽きるというものです。大変なお役目でしたが、無事終えることが出来ました。
全国でご活躍のこのお仲間たちと良い刺激の場を共有しつつ、学び、ともに実践しながら省エネと快適を拡大加速するために邁進致します！