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出来ました!2020年を見据えたSiZEスタンダード

真夏も真冬もエアコン1台で暮らせる住まい

ついに「N邸〜糸島の終の住処〜」が完成。Nご夫妻がご入居されました。

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N邸のエコ性能値

Q値1.1    ※1  
Ua値0.316    ※2  
C値0.2    ※3  

上記の実測値が示す性能は、いずれも小さなエアコン一台で夏冬を過ごせる性能だと言うことが出来ます。それも、トイレや脱衣室など住まいの隅々までが快適温度を保って!です。

※1 熱損失係数:住まいの断熱性能を表し値が小さい方が良い。床面積で除する計算式により床面積が小さいものほど不利な値になる。
※2 外皮平均熱貫流率:住まいの各部位からの熱損失を合計し外皮面積で割った数値。住まいの断熱性能を表し小さい値ほど良い。
※3 住まいの隙間がどのくらいあるかを示す。値が小さいほど性能がよく、温湿度をコントロールしやすい。

住まい手の率直なご感想

P1020356玄関.jpgP1020277寝室.jpgご夫妻は11月の下旬、そろそろ朝晩が冷え始めてからのご入居の一泊目を驚きの感想で語ってくださいました。

・無暖房で全く寒くない!
・換気システムによって保たれている
 「空気鮮度」が肌で感じられる
・一晩寝て起きた朝の目覚めが良い!

この感想は、高性能住宅に入居された住まい手が共通して仰られる感想です。

2020年の改正省エネ法の義務基準施行に向けて

 国内では、省エネ法改正の義務基準施行で、新築する住宅の性能の下限が定められそれ以上の性能が義務化します。ただ、それはあくまで下限で、「省エネで快適な住まい」という表現にはまだまだ足りない性能です。弊社ではこの改正をふまえ、2020年以降も陳腐化しない性能の住まいを目指しています。

パッシブデザインの手法とともに

 近年、私たちは「建てもの燃費ナビ」という演算ソフトを使っていますが、その計算結果を物差しにしながら、パッシブデザインを実践しています。立地条件(方位や周辺建物の距離や高さ等のデータ)をインプットし、地域の気候条件を加味した計算ソフトによって想定性能がはじき出されます。この事によって私たちは個々の建物の性能値を想定し、設計を進めていくことが可能になります。N邸もそれによりあらかじめ性能を想定した設計が進み、今回弊社独自の新開発のパネル工法、樹脂トリプルガラスの高性能サッシ、熱交換換気システムの導入で高性能を実現しました。

暑くて寒い福岡にあって

 福岡は日本海側の気候を引きずり、九州にあっても独特の寒さをもつエリアです。しかも、夏はご多分に漏れず蒸し暑い、夏冬どちらも厳しい気候条件のエリアだと言えます。国交省の気候区分ではかなり温暖なエリアとなりますが、体感的に福岡の冬は寒いと言われる。この辺りに、私たちの住まいづくりの工夫点が必要になります。つまり、夏冬どちらにも備えが必要なエリアだということであり、設備投資も両方に裂かなければなりません。温暖だから「高性能は簡単」とはあながち言えないのが実情なのです。

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ヒートポンプの利用

 一定の温度を室内で保つためには、夏は廃熱、冬は加熱の必要が出てきます。冷暖房ですが、一台でこの両方が出来るのが、ヒートポンプの原理を使った冷暖房エアコンです。エアコンは、電気エネルギーを熱に変換するのではなく、熱冷媒の圧縮と膨張と循環のために使うエネルギー効率の非常に優れた仕組みの冷暖房装置です。家電エアコンのレベルで言えばまさに日本は世界一の技術水準と言えます。ただ、「エアコンの気流感が不快」という感想を持たれる方も少なくなく、そのデメリットをいかに補うかが採用の条件となります。フルパワーで風を出し続けるような暖房としての使用ではなく、足りない分を、余った分を適度に加減してくれるような使用をしたいものです。そのためには、建物自体の基本性能が格段に良いことが条件となります。 もちろん、薪ストーブの味わいや、給湯暖房の快適性はこれまでの経験値で承知済みです。予算的にそれらの選択が可能な場合は良いのですが、夏冬の効率よい設えとして最もコストパフォーマンスの良い設えとして、エアコンの上手な使い方は有効だと考えます。

N邸をマイルストーンとして

P1020333リビング.jpgP1020345リビング.jpg 近年ずっと、これまで以上の省エネ性能アップと快適性のことを考えてきました。 N邸はその一つの結果として、ベーシックに今後の弊社の仕事のマイルストーンとなります。まず20年義務基準に捕らわれず、50年の計をもって陳腐化しない性能。解析ソフトによるシミュレーション連動の設計。省エネであることは前提として、「本当に快適であること」を重視したということです。Ua値が示すものはⅢ地域(青森・岩手・秋田)に建てたとしてもHEAT20G2グレードを超えているという性能です。この事によって、省エネ性能と快適性が担保されるのです。

メカメカエコハウスと一線を画して

 巷に言われるエコハウスは、まず何よりも太陽光発電などの創エネ前提で、一番大切な基本性能がおざなりにされがちです。逆に基本性能を先行して担保すれば、社会の変化に追随できるエコハウスとなります。このスタンスを基調として私たちは住まいづくりをしていきます。

当然の欲求として

 N邸でのご夫妻の快適生活が始りました。通年での温熱データや燃費なども調査していくことになっています。誰でもが抱く、当然の欲求として、あなたも快適な住まいの構築を弊社と実践してみませんか?

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